6月上旬、蔵王温泉(山形県山形市)へ行ってきました。
山形県と宮城県の県境にそびえる蔵王連峰の麓にある蔵王温泉。
山の新緑を愛で、温泉に浸かり、のんびりして来よう、と旅立ちました。
山形駅前から蔵王温泉バスターミナル行きのバスに乗り、約40分。
¥980です。
バスターミナルから歩いて約7分の宿屋に荷物を預け、蔵王中央ロープウェイに乗り鳥兜駅へ。
鳥兜駅からちょっと登った所が鳥兜山の頂上で展望台になっています。展望台のベンチに座りお弁当を食べながら、山々の眺めと木々の新緑を楽しみました。
展望台からの眺めは絶景です。
残雪の月山、朝日連峰、飯豊連峰、吾妻連峰、そして、足下には鴫の谷地沼と盃湖、蔵王温泉街、遠くには上山市街が見えました(案内板あり)。
しばらくすると、黒雲がわいてきて雨がぱらぱらと降ってきました。
ロープウェイ鳥兜駅に戻り、今後の予定を思案します。
ガイドブックには、蔵王中央高原は約2時間の散策コースと記載されていましたが、私は山に関しては慎重派です。ひとり旅は好きですが、単独山行は行いません。登山靴を履かず、詳細な地図を持っていなかったので、今回は散策(山歩き?)を断念しました。
しかし、このままロープウェイで下るのも惜しかったので、ドッコ沼まで歩いて行くことにしました。
梅雨前の新緑の美しい山ですが、登山者は予想外に少ないです。
山の新緑は緑一色ではなく、木々の種類によって色が微妙に違い、多彩な緑色の組合わせがえも言われぬ美しさです。
いつの間にか青空が広がり、眺めの良い場所でひとり山を眺めていました。
「あの残雪の山は朝日連峰だよ」
と登山中の年配のご夫婦が教えてくれました。
昔、女性4人組で、夏休みに朝日連峰を縦走したことがありました。
懐かしいなあ。
可憐なミネザクラやたんぽぽの花。
ドッコ沼を経て、蔵王スカイケーブルに乗り蔵王温泉へ下りました。
そして、とことこと大露天風呂まで歩いて行きました。
大露天風呂内は写真撮影は禁止のため、写真は入口だけです。
女湯はそれほど大きくはありませんが、ここも新緑が美しくて、気持ちがいいお風呂でした。
温泉に浸かって青空に映える木々の新緑を眺めるのは、最高の贅沢でした。
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