田辺聖子さんの本
田辺聖子さんと言うと、「芋たこなんきん」のおばさん、を連想する人が多いと思います。確かに、NHKの連続テレビ小説「芋たこなんきん」のモデルになった作家です。
私の好きな田辺聖子さんは、お洒落な小説を書く人です。
今年の夏、デザイナーの乃里子を主人公とする三部作が復刊されました。
「言い寄る」
「私的生活」
「苺をつぶしながら」
この三冊は持っているのですが、「言い寄る」だけは文庫本でしたので単行本が欲しくて探していました。古本屋を廻ったのですが、なかなか見つからず諦めていたら、復刊の話を聞きました。直ぐに本屋に注文して、手に入れました。
復刊された本は、新しい表紙で字が大きくなっていました。
昔の表紙の方が斬新な感じで良かったけれども、それでも単行本を入手することが出来て嬉しいです。
本の帯に、田辺聖子「最高傑作」三部作、とあります。
乃里子シリーズは恋愛小説です。
今、読んでも古くないです。
面白くて、お洒落で、元気が出る小説です。
因みに、乃里子のモデルは水森亜土さんだそうです。
先日、文具屋で、水森亜土さんの手帳を見つけて、思わず買ってしまいました。
水森亜土さんも、復活して人気があるそうです。
懐かしいです。
田辺聖子さんの話になると、凄〜く長くなるので、今日はこれまで。
落ち込んだ時、元気が出ない時に、田辺聖子さんの本を読むと勇気付けられました。
「人生って楽しいね」と。
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