時代が変わる -磐田戦-
結局、6位に終わったリーグ戦。
残念な結果に終わりましたが、今日の磐田戦は、天皇杯や来季に希望の持てる試合でした。
攻守の切り替えが速くて、胸がわくわくする面白い試合でした。
野沢拓也選手が、ハットトリックを達成しました。
本山雅志選手も、キレキレで華麗なプレーを見せてくれました。
こんな試合をもっと早くから観たかった、と思いましたが、小笠原満男選手が移籍した後、ここまで成熟するにはやはり時間が必要だったのでしょう。
つくづく、時代が変わりつつあるなあ、と感じました。
2強時代を築いた鹿島と磐田ですが、両チーム共に、世代交代中です。
磐田も、若手が増えて、名前と顔が一致しない選手が何人かいました。
あの福西崇史選手が、前半のみで交代したのには驚きました。怪我ではなかったようですが・・・。内田篤人選手と福西選手が並ぶと、体格の違いに吃驚しました。
そして、ひとつの時代が終わった、と感じたのは、柳沢敦選手のスタメン落ちです。
最近、大活躍の田代有三選手が出場停止だったので、スタメンは柳沢選手だろう、と思いました。しかし、蓋を開けてみたら、2トップはアレックス・ミネイロ選手とダ・シルバ選手でした。へえ〜、退団が噂されているダ・シルバ選手がスタメンとは、と驚きました。
87分(後半42分)、柳沢選手が投入されましたが、時間稼ぎ要員扱いには感慨深いものがありました。
ひとつの時代が終わった、と思いました。
2002年、初めて鹿島のクラブハウスを訪ねた際、柳沢選手にサインを頂いて感激しました。好青年だなあ、と好きになりました。
それなのに、それなのに・・・。
新しい時代を強く感じたのは、中後雅喜選手でした。
今日の中後選手は、これまでの試合の中で最高の出来でした。
磐田から何度もボールを奪い、ここぞという場面で顔を出していました。
来季は、中後選手と田代選手が主力になるでしょう。
凄く楽しみです。
試合終了後、リーグ戦最終節としてのセレモニーがありました。
花束の贈呈があったのですが、贈られたのはアレックス・ミネイロ選手とダ・シルバ選手のふたりです。
あれ? アレックス選手は退団ですか?
ファビオ選手には贈られなかったということは、残留ですか?
来季、ブラジル・サンパウロの大物選手2名が鹿島に移籍する、という噂があります。
しかし、アウトゥオリ監督の退団が決まった今となっては、この移籍はなくなった、と思いますが・・・。どうなるのでしょうか? その代わり、ファビオ選手が残留ですか?????
セレモニーでは、アウトゥオリ監督のご挨拶はありましたが、社長のご挨拶がなくて残念でした。
写真は、また明日。
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