アルプスの見える城下町・松本
北アルプスの穂高岳に憧れて、毎年、登っていた頃がありました。
金曜日の夜に、新宿発の夜行列車に乗って松本で下車しました。
松本は、北アルプスの玄関口です。
松本駅前から上高地行きのバスに乗ります。上高地から穂高岳を目指して歩いた懐かしい日々。
上高地で美しい朝焼けを見たことがあります。
しかし、山の朝焼けは雨の前兆です。登山道で雨にあって難儀しました。
松本の街からは、常念岳が見えるそうです。
常念岳にも想い出があります。
友人とふたりで、蝶ヶ岳から常念岳の縦走を計画したのですが、大雨にあって、途中で断念したことがあります。このガスの向こうに常念岳がある、と無念に思ったものです。また挑戦しよう、と誓い合ったのですが、それきりになりました。友人は遠くの街へお嫁に行ってしまいました(笑)。
7/22(土)に、松本平で、鹿島x東京戦がありました。
折角の松本遠征なので、試合の前に、松本城に行ってきました。
松本は快晴で、緑の山々がよく見えました。
北アルプスは、どの方角に見えるのかしら?
観光案内所で貰った絵地図によると、松本城天守閣から常念岳・槍ヶ岳・安曇野が見える、と書いてありました。
天守閣入口の係員に確認すると、親切に教えて下さいました。でも、今日は雲がかかって見えないかもしれないね、と。
2階の窓から見ると、確かに雲が出ていました。しかし、雲の切れ間から険しい峰がちょっと見えます。
あれが常念岳、とひとりで納得しました(笑)。
国宝のお城に、街と山の眺望に満足して、ホテルに向かいました。
松本駅前には何度も行ったことがあるのですが、松本の市内観光は初めてです。
街が再開発されたようで、建物も道路も新しくて広々としていました。
地元の方にお聞きしたら、7〜8年前に変わった、ということでした。
新しいものは気持ちがいいのですが、どこもかしこもミニ東京になってしまうなあ、と淋しく思いました。
松本市美術館です。
松本はいい街でした。
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