« 浦和戦が終わって・・・ | トップページ | TVに向かって満男と叫ぶ »

2005/09/05

羽田憲司のこと

久しぶりに、「サッカー・アイ」10月号を買いました。
表紙が中田浩二選手だったので、買わないわけにはいきません。丁度、お財布に図書券が2枚ありましたし・・・。

中の頁をざっと見たら、羽田憲司選手の記事がありました。

「アテネ経由ドイツ行き 第5回 ー3年半の雌伏ー」

白黒で2頁の地味な記事です。おまけに、目次に羽田選手の名前がないので、鹿島サポは気がつかないかもしれません。しかし、読んだ後、涙が出そうになりました。
正直言って、浩二の記事より、印象に残りました。

私は、Wカップ以降の鹿島サポなので、羽田選手のことを良く知らないのです。
友人たちが、ハネケンの凄さを語っても、ぴーんと来ません。

この記事を読むと、本当に長くて辛い3年半だったのですね。

そんな羽田選手のひとつの転機が、浩二とのリハビリだったそうです。

「去年の夏くらいですね。浩二くんはかなり前向きな人で、そこで一緒にリハビリをやったことが、ひとつの転機になったかな」と語っています。

そうだったのですか。

実は、去年の2月、宮崎にキャンプ見学に行きました。
中田選手と羽田選手は別メニューで、他の選手はバスで移動でしたが、ふたりはスタッフと乗用車で移動していました。
宮崎県総合運動公園の陸上競技場で練習中の時、サポーターはスタンドから見学します。その時、中田選手と羽田選手のファンが5〜6人集まって話しをしました。

別メニューのふたりの選手は何処にいるの?
武道館で筋肉トレーニングをやっている。
武道館って、何処にあるの?

こんな感じで、5〜6人で、武道館に行ってみました。武道館の玄関の中に、ふたりのサンダルがありました。玄関からは、トレーニング室は見えません。さすがに、室内に上がろう、と言うファンはいませんでした。武道館の玄関の外でふたりが出て来るのを待っている、と言う彼女たちと別れて、私は陸上競技場に戻りました。
1時間位したら、ふたりが登場しました。浩二はランニングを始めて、大きな声で冗談を飛ばしていました。元気そうだなあ、と感じたものです。その時、ハネケンは何をやっていたかしら?

あの時があったから、ふたりは、練習に試合に復帰できたのですね。
何だか、感慨深いです。

一昨日の浦和戦のCBは、羽田憲司選手と大岩剛選手でしたが、2失点してしまいました。残念でしたが、次節は頑張って下さい。岩政大樹選手も加わった3人の良い競争になれば面白いです。


|

« 浦和戦が終わって・・・ | トップページ | TVに向かって満男と叫ぶ »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。